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Electronのリリース

Electron は、Chromium のリリース 1 つずつに並行して頻繁にメジャーバージョンをリリースしています。 このドキュメントでは、リリースケイデンスとバージョンサポートポリシーに焦点を当てています。 For a more in-depth guide on our git branches and how Electron uses semantic versions, check out our Electron Versioning doc.

タイムライン

Electronアルファベータ安定版EOLChromeノードサポート状態
34.0.02024-Oct-172024-Nov-132025-Jan-142025-Jun-24M132未定
33.0.02024-Aug-222024-Sep-182024-Oct-152025-Apr-29M130v20.18
32.0.02024-Jun-142024-Jul-242024-Aug-202025-Mar-04M128v20.16
31.0.02024-Apr-182024-May-152024-Jun-112025-Jan-14M126v20.14
30.0.02024-Feb-222024-Mar-202024-Apr-162024-Oct-15M124v20.11🚫
29.0.02023-Dec-072024-Jan-242024-Feb-202024-Aug-20M122v20.9🚫
28.0.02023-Oct-112023-Nov-062023-Dec-052024-Jun-11M120v18.18🚫
27.0.02023-Aug-172023-Sep-132023-Oct-102024-Apr-16M118v18.17🚫
26.0.02023-Jun-012023-Jun-272023-Aug-152024-Feb-20M116v18.16🚫
25.0.02023-Apr-102023-May-022023-May-302023-Dec-05M114v18.15🚫
24.0.02023-Feb-092023-Mar-072023-Apr-042023-Oct-10M112v18.14🚫
23.0.02022-Dec-012023-Jan-102023-Feb-072023-Aug-15M110v18.12🚫
22.0.02022-Sep-292022-Oct-252022-Nov-292023-Oct-10M108v16.17🚫
21.0.02022-Aug-042022-Aug-302022-Sep-272023-Apr-04M106v16.16🚫
20.0.02022-May-262022-Jun-212022-Aug-022023-Feb-07M104v16.15🚫
19.0.02022-Mar-312022-Apr-262022-May-242022-Nov-29M102v16.14🚫
18.0.02022-Feb-032022-Mar-032022-Mar-292022-Sep-27M100v16.13🚫
17.0.02021-Nov-182022-Jan-062022-Feb-012022-Aug-02M98v16.13🚫
16.0.02021-Sep-232021-Oct-202021-Nov-162022-May-24M96v16.9🚫
15.0.02021-Jul-202021-Sep-012021-Sep-212022-May-24M94v16.5🚫
14.0.0--2021-May-272021-Aug-312022-Mar-29M93v14.17🚫
13.0.0--2021-Mar-042021-May-252022-Feb-01M91v14.16🚫
12.0.0--2020-Nov-192021-Mar-022021-Nov-16M89v14.16🚫
11.0.0--2020-Aug-272020-Nov-172021-Aug-31M87v12.18🚫
10.0.0--2020-May-212020-May-212021-May-25M85v12.16🚫
9.0.0--2020-Feb-062020-May-192021-Mar-02M83v12.14🚫
8.0.0--2019-Oct-242020-Feb-042020-Nov-17M80v12.13🚫
7.0.0--2019-Aug-012019-Oct-222020-May-21M78v12.8🚫
6.0.0--2019-Apr-252019-Jul-302020-May-19M76v12.14.0🚫
5.0.0--2019-Jan-222019-Apr-232020-Feb-04M73v12.0🚫
4.0.0--2018-Oct-112018-Dec-202019-Oct-22M69v10.11🚫
3.0.0--2018-Jun-212018-Sep-182019-Jul-30M66v10.2🚫
2.0.0--2018-Feb-212018-May-012019-Apr-23M61v8.9🚫
公式サポートの日付は変更されることがあります

Electron の公式サポートポリシーは、最新から 3 つの安定版リリースです。 安定版のリリース日とサポート終了日は、Chromium によって決定され、変更される可能性があります。 このリリース予定日とサポート終了日は頻繁に更新するよう努めていますが、上流のスケジュール変更の影響により将来の日付を変更する可能性があり、常に正確に反映されるとは限りません。

Chromium のリリース予定日に関する正確な情報は、Chromium の公開リリーススケジュール をご覧ください。

注釈:

  • -alpha.1-beta.1 および stable の日付は、具体的なリリース日です。
  • 私たちは毎週アルファ/ベータ版のリリースを目指しますが、予定より多くのベータ版をリリースすることがよくあります。
  • これら全ての日付は私たちの目標ですが、セキュリティバグなど、安定版リリースの期限を調整する理由があるかもしれません。

歴史的変更:

  • Electron 5 以降、Electron はリリース日を公開しています (こちらのブログ記事をご覧ください)。
  • Electron 6 以降、Electron のメジャーバージョン 1 つにつき Chromium のメジャーバージョン 1 つをターゲットにしています。 Electron の各安定版は、Chrome の安定版と同じ日に作られるでしょう (ブログ記事 を参照)。
  • Electron 16 以降、Chrome が 4 週間のリリースサイクルに変更されたのに合わせてElectron は 8 週間のサイクルでメジャーバージョンをリリースしています (ブログ記事 を参照)。
  • Windows 7/8/8.1 のサポート終了の延期に対応するため、Electron は 2023 年 10 月 10 日まで一時的に Electron 22 のサポートを延長しました。

バージョンサポートポリシー

最新の 3 つの 安定した メジャーバージョンは Electron チームによってサポートされます。 たとえば、最新のリリースが 6.1.x の場合、5.0.x と 4.2.x 系列がサポートされます。 安定リリース系列ごとに最新のマイナーリリースのみをサポートしています。 つまりセキュリティ修正の場合、6.1.x は修正を受けますが、6.0.x の新しいバージョンはリリースしません。

最新の安定版リリースは一方的に main からすべての修正を受け取り、それ以前のバージョンは時間と容量が許すようなこれら修正の大部分を受けています。 サポートされている最も古いリリースラインには、セキュリティ修正のみが直接送られます。

Chromium のバージョンのサポート

Chromium のリリーススケジュール

Chromium の公表リリーススケジュールは こちら です。

Electron は Chromium の偶数バージョンをターゲットとしており、Chromium の 4 週間のリリーススケジュールに合わせて 8 週間ごとにリリースされます。 例えば、Electron 26 は Chromium 112 を使用し、Electron 27 は Chromium 118 を使用します。

Node.js のバージョンのサポート

Electron は Node.js が Active LTS に入ると、 main ブランチを Node.js のその偶数バージョンにアップグレードします。 スケジュールは以下のとおりです。

リリース

Electron が最新の main ブランチを Node.js の新しいメジャーバージョンへと更新した場合、次に切り出される安定版ブランチはその新しいバージョンを付けてリリースするものとなります。

Electron の安定版のリリースラインは、そのリリース後に Node.js のマイナーとパッチのバージョンアップを受け取ります。 Node.js へのパッチのバージョンアップは Electron のパッチのバージョンアップでリリースされ、Node.js へのマイナーのバージョンアップは Electron のマイナーのバージョンアップでリリースされます。 セキュリティのみのリリースブランチは、Node.js のリリースからセキュリティ関連の変更を受け取りますが、完全なリリースは受け取りません。

API の破壊的変更

既存の機能を破壊するような API の変更や削除がされた場合、可能であれば、その機能は削除されるまでに最低 2 つのメジャーバージョンでサポートされます。 例えば、3 引数を取る関数が、メジャーバージョン 10 で 2 引数になった場合、3 引数版は少なくともメジャーバージョン 12 まで動作し続けます。 最低 2 つのバージョンという基準を過ぎた後は、メンテナンスの負担が大きすぎるとメンテナが感じるまで、2 つのバージョンより長く下位互換性をサポートします。

End-of-life

リリースブランチがサポートサイクルの終わりに達すると、npm では非推奨となり、最後のサポート終了リリースが行われる予定です。 このリリースでは、サポートされていないバージョンの Electron が使用されていることを知らせるための警告が追加されます。

これらの手順は、使用しているブランチがサポートされなくなったときにアプリ開発者が学習できるようにするためのものですが、エンドユーザが過度に煩わされることはありません。

アプリケーションに例外的な状況があり、サポートされていない一連の Electron を使用し続ける必要がある場合、開発者はアプリケーションの package.json 内の devDependencies から最終リリースを省略することでサポート終了の警告を黙らせることができます。 たとえば、1-6-x シリーズは 1.6.18 リリースでサポートを終了したため、開発者はdevDependency"electron": 1.6.0 - 1.6.17 とすることで警告なしで 1-6-x シリーズを使用することを選択できます。