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Reclient

Reclient は既存のビルドシステムと統合して、ビルドアクションのリモート実行とキャッシュを可能にします。

Electron には、reclient 互換の RBE バックエンドがデプロイされており、すべての Electron メンテナが利用できます。 認証の詳細については、下記の アクセス の節を参照してください。 非メンテナはクラスターにアクセスできませんが、サインインして、キャッシュのみの CAS バックエンドへのアクセスを許可する キャッシュのみ のトークンを受け取れます。 これを使用すれば、ビルド時間が大幅に短縮されるはずです。

Reclient の有効化

現在、Reclient を使用するためにサポートされている唯一の方法は、ビルドツール を使用することです。 build-tools を設定すると、Reclient の構成が自動的にインクルードされます。

既存の構成がある方は、設定ファイルに "reclient": "remote_exec" をセットするだけです。

Reclient でのビルド

Reclient を使用している場合、通常のマシンでサポートされるよりも大幅に高い j の値で autoninja を実行できます。

200 より大きい値は設定しないでください。 RBE のシステムはモニタリングされています。 不当な同時実行でこれを悪用していることが判明したユーザーは無効化されます。

autoninja -C out/Testing electron -j 200

build-tools を使用している場合は、適切な -j の値が自動的に使用されます。

アクセス

セキュリティとコストの理由により、Electron の RBE バックエンドへのアクセスは現在、Electron メンテナに制限されています。 アクセスしたい方は、Slack の #access-requests にアクセスし、@infra-wg に連絡してリクエストしてください。 メンテナであっても 自動的に アクセス権が付与されるわけではないことにご注意ください。 アクセスはケースバイケースで決定されます。

サポート

Reclient の使い方についてはサポートを提供していません。 助けを求めたり問題を抱えたりするために発行された Issue は、おそらく 十分な理由なしに閉じられるでしょう。 私たちにはそのようなサポートに対応する力はありません。