Xcodeでのデバッグ

ソースデバッグ用 Xcode プロジェクトの生成 (Xcode からはコードをビルドできない)

gn gen に --ide=xcode 引数を加えて実行します。

$ gn gen out/Testing --ide=xcode

これで、electron.ninja.xcworkspace を生成します。このワークスペースを開いて、ブレークポイントをセットしてインスペクトしなければなりません。

GNでIDEプロジェクトの生成についての情報を見るには、gn help genを見てください。

デバッグとブレークポイント

ビルド後にElectronアプリを起動します。上記で作成した Xcode ワークスペースを開いて、デバッグ > プロセスにアタッチ > Electron デバッグメニューから Electron プロセスにアタッチすることができます。 [注意: レンダラープロセスをデバッグする場合は、Electron Helper にもアタッチする必要があります。]

インデックスファイル内のどこにでもブレークポイントを設定することができます。ただし、Chromium ソース内でブレークポイントを直接設定することはできません。 Chromium ソース内でブレークポイントを設定するには、デバッグ > ブレークポイント > シンボリックブレークポイントの作成を選択し、関数名をシンボルとして設定します。これは、一つ以上クラスがある場合は、そのうちのすべてのクラスから、その名前を持つすべての関数のブレークポイントを設定します。デバッガをアタッチする前にブレークポイントを設定する手順を実行することもできますが、シンボリックブレークポイント関数の実際のブレークポイントは、デバッガがアプリにアタッチされるまで表示されないことがあります。