powerSaveBlocker
システムが省電力 (スリープ) モードに入るのを防ぎます。
Process: Main
以下がその例です。
const { powerSaveBlocker } = require('electron')
const id = powerSaveBlocker.start('prevent-display-sleep')
console.log(powerSaveBlocker.isStarted(id))
powerSaveBlocker.stop(id)
メソッド
powerSaveBlocker
モジュールには以下のメソッドがあります。
powerSaveBlocker.start(type)
type
string - パワーセーブブロッカーの種類。prevent-app-suspension
- アプリケーションが休止状態に入るのを防ぎます。 システムをアクティブに保ちますが、スクリーンは電源をオフにできます。 使用例: ファイルのダウンロードや音楽の再生。prevent-display-sleep
- ディスプレイがスリープ状態に入るのを防ぎます。 システムとスクリーンをアクティブに保ちます。 使用例: 映像の再生。
戻り値 Integer
- この powerSaveBlocker に割り当てられたブロッカー ID.
システムが低電力モードに入るのを防ぎます。 パワーセーブブロッカーを識別する整数を返します。
注釈: prevent-display-sleep
は prevent-app-suspension
よりも高い優先順位を持ちます。 最も高い優先順位のタイプのみが有効になります。 つまり、prevent-display-sleep
は prevent-app-suspension
よりも常に優先されます。
たとえば、A が呼び出した API は prevent-app-suspension
を要求し、もう1つの B の呼び出しは prevent-display-sleep
を要求したとします。 B が要求を停止するまで、prevent-display-sleep
が使用されます。 その後、prevent-app-suspension
が使用されます。
powerSaveBlocker.stop(id)
id
Integer -powerSaveBlocker.start
で返された powerSaveBlocker の ID。
指定した powerSaveBlocker を停止します。
戻り値 boolean
- 指定した powerSaveBlocker
が停止されたどうか。
powerSaveBlocker.isStarted(id)
id
Integer -powerSaveBlocker.start
で返された powerSaveBlocker の ID。
戻り値 boolean
- 対応する powerSaveBlocker
が開始されているかどうか。