Electron 2.0 以降 - セマンティックバージョニング
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新しいメジャーバージョンの Electron が開発中です。そこで、バージョン管理戦略にいくつかの変更を加えます。 バージョン 2.0.0 から、Electron はセマンティックバージョニングに厳密に従います。
この変更によりメジャーバージョンが頻繁に上がるようになり、これは通常 Chromium 対応のメジャーアップデートになります。 また、パッチリリースにはバグ修正のみが含まれ、新機能を含みません。そのため、パッチリリースの安定性も向上します。
メジャーバージョンの単位
- Chromium のバージョン更新
- Node.js のメジャーバージョン更新
- 互換性を破る Electron API の変更
マイナーバージョンの単位
- Node.js のマイナーバージョン更新
- 互換性を破らない Electron API の変更
パッチバージョンの単位
- Node.js のパッチバージョン更新
- Chromium パッチの修正関連
- Electron のバグ修正
Electron の semver 範囲がより意味を持つようになるため、Electron をインストールする時は npm 既定の --save-dev
フラグの使用を推 奨します。これにより、バージョンの前に ^
が付けられ、マイナーやパッチの更新を安全にできます。
npm install --save-dev electron
バグ修正にのみ関心がある開発者は、チルダを前に付けた semver を使用するとよいでしょう。~2.0.0
は、新機能は導入せずに安定性を改善する修正のみを導入します。
詳細は、electronjs.org/docs/tutorial/electron-versioning を参照してください。